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入社後半年たっても成果が出ていない人に読んで欲しいビジネスフィジカル、仕事における筋トレの話【後編】

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重たいブレスト会議

めっきり冬ですね。どうも渋谷にあるキックボクシングのジム、TARGETSHIBUYAに通い始めて相変わらず2か月弱の増田です。

もっぱらキックボクシングよりもジム施設が整っていることもあって筋トレをやりに行っている感じです。強くはなれていません。

 

前編を書いたら、後編を早く出せクソが! この誤字野郎が! という罵詈雑言が多方面から飛んできまして(罵詈雑言は酷い)、遅ればせながら筆をとった次第です。元気です。

ビジネスフィジカルが弱い人の特徴10選の後半5選を、前回記載した内容をおさらいしつつ書いていきたいと思います。

 

  • ①電話が長い
  • ②納期ギリギリに低レベルな成果物
  • ③文字ミス多い
  • ④トラブル発生率が多い
  • ⑤トラブルの対応に時間がかかり過ぎる
  • ⑥メモらない
  • ⑦やたらとブレストしたがる
  • ⑧ポジションで仕事をしている(社内の立場、社内調整)
  • ⑨ミスをしても謝らない
  • ⑩想像力が弱い

 

前も言いましたが、おそらくビジネスの第一線で活躍されている人の多くは、上記10点すべて回避している人、で、そうじゃない人のケース後半の5項目を1つずつ詳しく説明していきます。 

⑥メモらない

結構周りにも多くないですか、打ち合わせでメモらない人。相当記憶力が良い人ならともかく、相手が言った内容、ニュアンスやさらっと言った感情をそこまで覚えていられる人はそうそういません。

ふたを開けてみるとメモらない人ほど曲解していたり、とんちんかんなことを話し始めたりと混乱を招いているような気がします。

 

ちなみに自分は打ち合わせなどでメモを取るとき、議事録だけでなく、相手が言った内容に「↑」「↓」「ポジ」「ネガ」といった受け取った感情を記録しています。打ち合わせの前半では「ネガ」だった相手の反応も、ちゃんと説明や質問に答えていった結果、終盤には「ポジ」になった、ということもしばしばあって、どこで相手が感情を揺さぶられたのか、思考を変えるきっかけになったのは何だったのかを理解できるからです。打ち合わせの内容を誰か(上司やチーム)にレポートする際も思い出しやすくてとても便利です。

 

「Aさんは反応悪かったけど上司のキーマンBさんはあのポイントに良反応していた気がする」など、そういうメモがあるだけで、次の打ち合わせではBさんに合わせつつAさんのネガティブポイントを掬い取った提案が出来るな、なんて色々と議事録以上の価値がどんどん出てくる、それがメモの力です。

ちなみに、メモるだけではなくて見直す必要があるので、そこだけは要注意ですよ!

 

-メモは自分の理解も、誰かの理解も深めてくれる未来への手紙、書いたら読み返せ

  

⑦やたらとブレストしたがる

ブレストは、ブレーンストーミングの略ですね、はい。

イデアを出し合って、否定することなく良いと思うことだけを言い、アイデアを嵐のように巻きおこしていく、For dreamそうまさに夢のようなツール、それがブレスト!

と、思われがちなブレストですが、そんな夢のような話でもなく、結構ブレストの罠にはまることもしばしば。

たとえば「○○さん、今からブレスト付き合ってくんない?」と言われてブレスト会議が始まったりするともう最悪です。前提条件なく、その場で考えさせられるブレスト、この重たい空気によって浮かぶものも浮かんで来はしません。

唐突なブレストに付き合わされた結果、あまりブレスト会議がうまくいかなかったり、無駄に長引いたり、なんならブレスト会議を打診してきた相手に“こいつ使えねえ”って勝手に思われることも釈然としなかったりしますよね。

仕事が雑な人に限って、誰かのアイデアを借りようとすることが多く(※借りること自体が悪いことではない)相手への配慮が全然足りていないことが多かったりします。

そしてその主のアイデアも大したことなかったりすることもしばしば…

ブレストにも準備は大事、突拍子もないグッドアイデアなんてそうそう生まれないのだから、段取りを踏まえることがまず前提として大事、ですよね。

 

-事前の情報、相手がブレスト準備で考える猶予の時間、おしなべて相手への配慮が大事!

 

⑧ポジションで仕事をしている(社内の立場、社内調整)

これ、思い返すと広告代理店時代にこういう人すんごい多かったなーと。

そもそも会社員で言えば仕事はポジションによって発生するって言うことが間違いないんですが、ポジションに溺れるというか、ポジション頼みになっている人って結構多いんじゃないでしょうか。

自分が理解できていない仕事を適当に部下にぶん投げる、適当に外注先にぶん投げる、怒られたら責任転嫁して立場をとにかく守る、そんな人多く見かけたなと。

 

さらに! 営業と内勤、発注元と発注先、上司と部下、あらゆるステークホルダーがいる中で、立場によって態度を変える人が多くいるかと思いますが、もうそういうの止めたほうが良いです、本当に。

今言ったこと、同じこと同じ口調で●●に言えるだろうか? ※●●には目上の人とか得意先が入ります。

そう考えた時に出来ないことは、多分相手に言うべきじゃないことなんですよね。だってそれって相手を見て言っているってことだから。

ポジションで仕事をしている人の多くは、人によって態度を変えます。それ自体が悪いことではなくて、立ち回り方の見本になるような仕事の仕方をして欲しいなと思います。

 

-社内調整がうまくてもあなた自身の仕事の実力は上っていない! 自分自身を磨こう

 

⑨ミスをしても謝らない

 

ミスしても謝らない人っていますよね。本当に多い。

自分思うんですよ、めっちゃ謝りましょうよ、と。自分なんてミスったらめちゃくちゃ謝ります。だって自分が悪いって理解しちゃってるんですもの。

ミスって絶対起こらないなんてことはまあなくて、トラブルだってバグだってエラーだって起こる可能性は必ずあります。そういったイレギュラーが発生した時に、まず原因究明することはもちろんのこと、もし原因が自分にあったら素直に謝るのがベストかなと思います。

謝らない人の多くは、ミスの原因に関しての言い訳を考えることが第一に来ます。というかそれに頭がいっぱいになってしまっているようにさえ思います。

根本的には、考えるべきはミスを解消して次のステップにつなげていくこと、結果にコミットしていくことがゴールだと思うのですが、謝れない人においては“自分の評価を下げたくない”、“ミスしたことを認めたくない”と、向き合う方向性がズレてしまっているというのが特徴的です。言い訳をすることで無意識に煙に巻こうとしている可能性もあります。

結果的に隠ぺい出来ることがあるかもしれないですが、謝らない癖がついてしまうと最悪です。

本質に向き合えていない証拠になるので、成果にもつながらないことが多いでしょうし、ミスしても謝らない人に次から発注したい、チームを組みたいと思いませんよね、普通。言い訳をして隠し通すことよりも、素直に謝って相手の気持ちを考えて行動すること、仕事においてその素直さはとても大事で、ミスから成長は始まると言っても過言じゃないかと思います。

 

-ミスした時にその人がどう立ち回るかっていうのも、見ている人は見ている! 素直に謝って次につなげよう!

 

⑩想像力が弱い 

①~⑨までを総括する感じになりますけども。ビジネスフィジカルが弱い人の特徴として、すべての局面においての想像力が弱い、ということに尽きるかと思っています。

相手の気持ち、仕事の影響範囲、自分のポジションから発せられる言葉の重さ、立ち回りの滑らかさ、普段の洋服への気遣い、友達や恋人・配偶者への配慮含めて、想像力があれば何だかんだで上手くいくのに、と自分は思っています。

例えば、ゴミが落ちているとして、そのゴミを自分が拾うか、拾わないかにも想像力が伴ってきます。

もし自分が拾わなければ誰かが拾うか、そのままになってしまう、そのままになってしまえば翻って自分の環境が悪化する、同様に誰かの環境も悪化する、ゴミを放置するということに慣れてしまったら”ここはゴミを捨ててもいいところなんだ”と思ってしまう人が生まれてしまうかもしれない。

たかがゴミですが、想像力が働けば、「ゴミ、面倒だけど腰を曲げて拾っとくか」となると思います。

対人で仕事をしている人、対人で生きている人に最も必要なのは、想像力です。相手がどう思うか、相手をどう思わせることが出来たら気持ちよく仕事をしてくれるか、相手がどう行動してくれるのが自分にとってベストで、そのためにはどうするべきか、それを想像力を細かに働かせることで何とでもなるんじゃないかな、と思っています。

(如何ともしがたく、どうにもならん問題はどうしょうもないですが)

 

-何より想像力が大事、いろんな角度から物事を考えてみる力を!

 

ということで後編もちゃんとめちゃくちゃ長くなってきたので終わりです。

『入社後半年たって成果が出ていない人に読んで欲しいビジネスフィジカル、仕事における筋トレの話【後編】』を書き終えました、ええ。

書いていて、誤字もあるし見直しても気づけないこともあって偉そうなことは言えないですが、是非皆どこか心の片隅に置いておいてね。

 

それではまたいつの日か!