マンガ・ゲームを中心にした生活

役漫という会社を経営していたり、いくつか会社をやっているので取り留めのないことを書き記しています

入社後半年たって成果が出ていない人に読んで欲しいビジネスフィジカル、仕事における筋トレの話【前編】

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ビジネスで落ち込まないために!

 

どうも、渋谷にあるキックボクシングのジム、TARGETSHIBUYAに通い始めて2か月弱の増田です。

フィジーカーになるべく筋トレを頑張っていて、ビジネス(仕事)におけるフィジカルもそういえば大事だなって思うことがあって、備忘録という意味も含めてエントリーをしている次第です。

会社をはじめて8年くらい経つんですが、電通でのサラリーマン時代を含めて10年以上営業・クライアントワークをしている中で、これは絶対必要だなって言うビジネスにおけるフィジカル、つまりベース能力について考えがまとまってきたわけです。

是非、新卒でも中途でもですが、入社してみて「思ったより成果が出ていない」、「評価されないなー」と思っている人に読んでいただき、参考にしてもらえればなと思っています。
あくまで個人の見解なんで色々と意見はあると思いますが、気が向いたら読んでくださいませ。

取り急ぎ、ビジネスフィジカルが弱い人の特徴10選、というところから、その人がどのようにリカバリーしていくべきか、つまり仕事の筋トレをしていくべきか、ということを書いていきたいなと思います。

さて、自分の考えるビジネスフィジカルが弱い人の特徴は、以下だと思っています。

  • ①電話が長い
  • ②納期ギリギリに低レベルな成果物
  • ③文字ミス多い
  • ④トラブル発生率が多い
  • ⑤トラブルの対応に時間がかかり過ぎる
  • ⑥メモらない
  • ⑦やたらとブレストしたがる
  • ⑧ポジションで仕事をしている(社内の立場、社内調整)
  • ⑨ミスをしても謝らない
  • ⑩想像力が弱い

おそらく、ビジネスの第一線で活躍されている人の多くは、上記10個すべて回避している人、だと思います。
詳しく説明していきます。

①電話が長い

これ、最悪です。時間を奪う上に全くと言って正解につながらないんです。
まず電話が長い人の特徴として、事前に相手から導き出したい答えをイメージして話が出来てないという点があります。
電話じゃないにしろ、MTGにしろ同じだと思うのですが、ゴールをイメージしてどこに着地させるか、という目的意識がなく相談ベースの電話MTGになっているケースがしばしばあります。
それって結構最悪で、かりに30分、40分電話した挙句、なんとなくの答えを得られたとしてもそれは相手の時間を奪っているということを考えていない、つまり相手への配慮が行き届いてない行為になるわけです。
しかも場当たり的に行きついた回答・結論でしかないんですよね。
仕事は、いかに相手の困っていることに対してソリューションを提供していくか、というところに対価が支払われるものです。
そして納得いく成果があった場合のみ次の仕事に繋がっていく、という点で、「相手の時間を奪っている」、「効率を損ねている」、そして「相手から満足されない」という状況が起こっている時点で、対価が継続的に支払われる理由からかけ離れている、ということを理解しないといけないかなと思います。

-事前に質問の要点を念頭に置き、ゴールを見据えたうえで最短で相手の答えを導き出すべし

②納期ギリギリに低レベルな成果物

これも最悪な領域のひとつです。受験や、試験のようにワンチャンスの一発勝負事であれば話は別だと思いますが、仕事においては人間対人間で発生している以上、推敲して最高のものを作り上げるという猶予があると思って良いと思います。
例えば週明け提案の資料を作っていて、自分なりの最大限頑張って細部まで気を使って作った資料を金曜に上司に見せたら「いや、これクライアントのオリエンに対するソリューションとかけ離れてない?」と言われている人を電通での営業時代も良く横目で見ていました。
そのまま提案したら地獄、チームや部署のクライアントからの評価もダダ下がりです。上司のメンツも崩壊させることになります。
ではどうしたら良いか、それは60%の出来でも良いので、1~2営業日以内にチーム、ないしはクライアントに相談し、意図が間違っていないか、さらにブラッシュアップできるか否かのすり合わせをしていく、ということに他ならないかと思います。
もちろん自分自身の力で100%まで持っていければ良いのですが、なかなかすぐにそこまで出来る新人や中堅でもいないかと思います。だからこそ、第三者を含めて少なくともチームや上司にスピード感を持って相談するということが大事なのかなと。
間違わない、間違ったとしてもスピード感をもって行動することで修正できる、ということが自分自身の評価にもつながっていくので早め早めに動いて行くことが大事かな、と思っています。
否定される(間違ったことをしてきされる)ことを厭わないでもらえたらな、って思います。

-60%の出来でも良いからスピード感を持って誰かとすり合わせをすべし、そして過ちを厭うな


③文字ミス多い

これはシンプルですが、すごく大事です。
神は細部に宿る、ではないですがメールや提案資料で「相手の名前を間違える」、「メアドを間違える」、「つたえる内容を間違える」などよくある話だったりするんですが、それはつまり自分への過信が招くミスの一つだと思います。
誰かに情報を発信する際は、間違いがないように慎重になるべきですし、さらにはその情報を間違えるということは、相手へのリスペクトに欠けた行為に近しいのではないかと思います。
相手が誤認してしまうことの影響範囲を想像しない、相手が違和感を持ちながらそのメールを読む、という時点で自分自身への相手からの信頼は7掛けになっている、と思ったほうが良いかと。
つまり自分自身が絶対に間違えないドクターXみたいな存在ではない限りは、細心の注意を払って自分を疑っていくべきなのかな、と思います。

-常に自分のパフォーマンスが100%とは限らない、自分を疑うべし


④トラブル発生率が多い


もう、これは論外に近いですが言わせてください。四六時中トラブルでバタバタしている人がいますが、もう本当に損でしかない。
トラブルの解消に使われる時間、失われる信頼、トラブルがなければ発生していた前向きな生産性、そしてそれらにかかっているコスト、すべてにおいて損でしかないです。
そもそも、トラブルを多く抱えている人の多くは、「クライアントの意図を汲めていない」、「勝手に拡大解釈をしている」、「第三者の意見を聞かない」というところに起因しているはずです。
もちろんクライアントがぶっ飛んでいて、言った言わないのズレ、下請けなんだからやって当たり前、というったイレギュラーはありますが、基本は相手のやりたいことをしっかりと汲み取れていないということなのかなと。
しっかりとしたヒアリングと行動によって、トラブルは発生しないことが多いです。というかそもそも相当イレギュラーでもない限り発生することはないはずなんです、②すり合わせが出来ていれば。

-トラブルを発生しないように、すり合わせをすべし、そして、勝手な解釈はさけるべき


⑤トラブルの対応に時間がかかり過ぎる


もうこれはシンプルにダメですよね。トラブル=ネガティブ、ということでトラブル解消請負人でもない限りは、絶対に評価されません。結局トラブルを発生させているのは自分自身なんですから。
トラブルの対応に時間がかかり過ぎる要因として、相手とのコミュニケーションがそもそも不足している、ということに尽きるケースが多いかと思います。
取引先からのNGを恐れて、聞きたいことも聞けずに自己判断で進めてしまうことで、結果的にトラブルが発生し、そのトラブルの解消に取引先の時間を奪うということはものすごい罪なことだと思います。
それを回避するためには、普段から(嫌かもしれないけれど)クライアントが考えていることを「なぜ?」とヒアリングすることが大事です。そのうえで発生してしまったトラブルについては、クライアントと妥結点・着地を相談しながら進めるべきで、それが出来ればトラブルの解消は格段に速くなるかと思われます。(そもそもトラブル発生しないかも?!)

-クライアントとの密なコミュニケーションを心掛け、着地点を見定めてトラブル対応すべし


ということでめちゃくちゃ長くなってきたので、この辺りで『入社後半年たって成果が出ていない人に読んで欲しいビジネスフィジカル、仕事における筋トレの話【前編】』を終えたいと思います。
後編は需要があれば書いていきたいなと思っているので、何かリアクションいただければ嬉しいです。涎垂らしながら待ってます。

それではまたいつの日か!