気に入られるコミュニケーション術
こんにちは、増田(本名)です。
最近、人とのコミュニケーションについて考えるタイミングがいくつかあって、それはもう仕事であれ友人関係であれ、何かしら共通するものがあるっていうことを改めて再認識しまして。ちょっとそれを備忘録的に書いておこうかと思ったわけです。
世の中にはご存知多種多様な多くの人間がおりまして、言語ってものを手に入れた唯一の哺乳類としてそれぞれが会話をして生きているわけなんですが、自分の話したいことを話している人、聞きたくないけど聞いているだけの人、聞いてる風でまったく聞いていない人、話したい内容はないけどとりあえず話している人、そんな方々がわっさわっさと混在してるのです、前提として。
じゃあ自分はどうなんだっけ、って思うと、割としゃべっていることが多い。たぶん友達も多いほうだと思うし、しゃべることでこれまで生きてきたなぁと振り返ることが出来る(仕事とかね)。
会食なんてあった日にはもうしゃべり疲れて帰るわけです。
はたと気づく。人より多くしゃべってるけど、自分のこと・自分の情報をしゃべっていることが異常に少ない、と。
基本リアクション+アルファしかしていないなぁ、と。
とはいえ、それでコミュニケーションは成立しているし、また飲もう! と、なる。次回の日までその場で決められちゃうくらいに。
で、なんでなんだろうと考えたところ、
・聞き役というよりも、聞きに行く役
というコミュニケーションを取っていたんだということが判明したわけです。
簡単に言うとインタビュアーに毛が生えたようなもんで、とにかく相手のこと、相手が聞いてほしそうなこと、相手が興味持ってるようなことを聞いて(質問的な意味で)、それに被せてリアクションなり持論を話すってことを繰り返してるわけであります。
たぶん、聞き役って言葉だけ取ると思い違いしちゃう人は、「何もいわずにうんうん言って聞いてるだけの人」ってとらえちゃうかもしれないんですが、本来、聞き役って「相手のことを積極的に聞きに行く役」であるべきなんですよね。たぶん。
相手からすると嫌な気はしないわけです。自分に興味を持ってるんだ、この人は、ってなるわけですから。
Twitterしかりフェースブックしかり、誰もが何かしら考えて、意図して生きていて、それを発信することにニーズがあってサービスが設計されていて、ともすればSNSでつぶやいたところでスルーされちゃうようなことも、増田はすげー聞いてくる、ってなればもうそりゃ居心地良いわけですよ。
「えーそれってすごいすね、なんでそれ思いついたんすか?」
「え、え、それってこういう考えでだったんですか?」
「僕だったらこう思うんですけど、どう思います?」
とか、自分でもよく言ってる気がするのは、相手の考え方をぐっと引き出せるからなんだろうな、と。
そんで引き出した考えとか趣味嗜好から、もう一歩深く相手との会話を進められるという一石二鳥っぷり。結果、自分のことはほとんど話さずに会食やら飲み会が終わることもしばしば。
でもたぶん相手は嫌な気持ちしてないし、少なからずよく話すやつだな、リアクションもあって楽しいやつだなと思ってくれるので次があるというわけです。
ただ、あまりにも自分の情報を伝えるタイミングがなさすぎるゆえに、「え、なんで言ってくれなかったの?」と言われることもまたしばしば。自分的には、聞かれなかったし言うタイミングもなかったから、という感じではあるのが悲しい。
自分の周りを見て、友達が多かったり人から好かれるなーっていう人を改めて思い返してみると、そういう動き方をしている人が多いことがわかる。主張をせずに聞きに行く役を徹底すること、それが良いか悪いかは別として、まず最初に気に入られるコミュニケーションとしては個人的にはベストかなと思っている。
自分の主張をしたいなら、すべきタイミングをしっかり見計らってすればいいのである。中長期的な関係構築が前提だけど。
一方で、アクが強く主張も強いコミュニケーションを取る人がいるが、個人的には非常に魅力的に映るのは言うまでもない。おそらくそれは自分にないものだから、である。
そういう主張が出来るっていいなぁ、と指をくわえながらそういう場合は聞き役に徹している。確固たる主張や主義、これだ! という趣味嗜好があるのは本当に羨ましい。
その辺は、また時間のある時に書こうと思う。
今日もまた、マック食べながらフォートナイトをやろうと思う。では。
※近所のマック、こないだ最高のフライドポテト(塩加減)出てきた。最高だった。シャファールさん(おそらくポテトの調理担当)ありがとう。うまかったよ。